カテゴリー別アーカイブ: 養生

太陰病

まずはお知らせ。

今日からギャラリー日比谷でチョコ募金(2/14まで)

イラク小児がん医療支援

シリア難民・イラク国内避難民支援

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00010004-huffpost-int&p=1

ちょっと応援したいなという方は是非!!

 

さて病は陰に入ります。

陰の初めは太陰病。

体力が病毒に負けて受け身の立場に。抵抗力が衰え戦う力がなくなっている。

身体は冷え、動きは鈍く、うつむき加減で顔色も白く元気がない。

でもまだ陰に落ちたてなので血液検査では異常がない場合も多い。

どうして元気がないのか、身体がだるいのか、動けないのかわからずあちこちで調べている方も多いです。

他にもお腹が痛くなったり神経痛やこむら返りを起こすこともあります。

西洋医学ではわからないので気を診てほしいとか、養生を教えてほしいと見えるのがこの段階の方が多いです。

養生はとにかく温めること、そして呼吸法。

お腹の中のエネルギー不足なので、温かく消化のよいものを食べて頂きます。

養生して早く陽に上がりましょうね!!とお伝えします。

この時の漢方で一番よく出るのが小建中湯。

さらに落ちていると黄耆建中湯、血虚があると当帰建中湯。

力がないからうつむき加減で上下の歯と歯は当たってしまいます。

元気が出てくると、まっすぐ起きられるようになって噛みしめも減ります。

他にも甘草乾姜湯や人参湯もあります。

無理せずゆっくり、養生を続けることが大切な時期です!

 

(写真は成田山 三重塔)

 

太陽病

六病位一番浅いものは「太陽病」

風邪を引きかけた時にぞくっとする首の後ろあたりから下は背中、腰、足の後ろ側、上は頭、横には肩から腕の外側部に太陽経の経絡が流れています。

その表面に風邪(ふうじゃ)が付いた時が太陽病です。

症状としては肩こり、手足の冷え、頭痛、体の痛み・・・

冷えて緊張しているから噛みしめると考えています。

でも浅いですから身体を温めたり、生姜湯や葛湯など温かいものを飲んだり、お風呂に入ってゆっくりしたりすると風邪は吹き飛んでしまいます。

毎日くっついたり離れたりしているとみています。

風邪(ふうじゃ)がくっついた時に早めに対処すればかぜを引かなくてすみます。

でもこれがなかなか難しくて、気づかないうちに入られてしまうのです。

太陽病で使う漢方で一番有名なものは葛根湯。

そしてエキスではないのですが、こちらでよく出るのが桂枝2麻黄1湯。

桂枝湯と麻黄湯を2:1で混ぜて頂いています。

それより少し冷えが強いと桂麻各半湯。こちらは桂枝湯と麻黄湯を1:1で混ぜて頂いています。

でも胃が弱いとこれらは使えません。そんな時は香蘇散。これを太陽病としてよいのかは疑問ですが。

 

よい状態を維持するのには毎日毎日の風邪(ふうじゃ)取りがとても大切です!

 

明日から大阪講座に行ってきます!!

 

ふうじゃに負けない!

前回書きました腎虚は、身体の根本の問題でした。

今回は身体の周囲の問題です。

特に冬に気をつけないといけないことは、「風邪(ふうじゃ)にくっつかれないこと」です!!

風邪(かぜ)を引く前、疲れたり冷えたり、食べ過ぎたり寝不足だったりしていませんか?

風邪(ふうじゃ)は毎日毎時間、体にくっついたり離れたりしています。

普通元気な時はくしゃみをしたり、温めたり、温かいものを飲んだりすればふうじゃは吹き飛んでしまうのですが、ご自身に吹き飛ばす力がないとふうじゃがくっついて取れなくなってしまいます。

そしてさらに弱ってると身体の中に入られます。

そこで風邪を引いた!になってしまいます。

ですから風邪を引く手前、ふうじゃが付いた時に早急に気づいてそれを吹き飛ばすことが肝心なのです。

ちょっと首が凝る、手足が冷える、頭が重い、背中が張る、腰が痛い・・・それらはすべてふうじゃのサインです。

そこを見逃さず、葛湯や生姜湯を飲む、お風呂でゆっくり温まる、湯たんぽを当てる、呼吸法をする、顎ゆるマッサージをいつもより多くする・・・こんな養生をしてみてください。

楽になるまでちょいちょい続けることが大切です!!

 

ふうじゃは根本でなく、身体の周辺のお話です。

身体のまわりの気にふうじゃがつかないように毎日自己調身することがとても重要なのです。

ふうじゃに取りつかれないように、そして根本の「腎」を落とさないように養生して年末年始をお過ごしくださいね!!

腎虚

お陰様で2月12日(月祝)の自然療法講座は満席となりました!

ありがとうございます!

 

さて冬になり、外はとても寒いです。

今年の冬がなぜか寒く感じるのは私が年を取ったからなのか、はたまた本当に気温が低いのでしょうか?

陰陽五行でいいますと、冬は「腎」がダウンします。

腎は寒さに弱いのですね。

そこで冬の養生の一番は「温め」

外から温め、中から食事や漢方で温め、冷たいものを避け、冷える場所は避けるなどが冬の養生になります。

ところがつい、冬でもビールを飲んでしまうんですね。

1杯ならまだしも、2杯、3杯と飲んでしまうとお腹の中は冷え冷え状態です。

せめて食べるものは温かいものに致しましょう。

鍋がオススメですね!

さてしかし、温め過ぎても腎をダウンさせてしまいます。

腎は水を回すところですから、温め過ぎて水不足になってしまうと今度はかさかさ、かゆくなってしまいます。

温かい水分を取りながら、体を温めるのが必要です!

そしてもう一点大事なことは「腎」を守るには塩が必要なんですね。

いい塩梅!適度なお塩は身体を温めます。

そして腎虚の漢方は六味丸・八味丸。

12月に入って六味丸だった方も温める効果の強い八味丸に変わっています。

何だか効きが悪いなあと思ったら確認してくださいね!

自然療法講座 2018年2月12日(月祝)開催 満席となりました!

今年ももう半月をきりましたね。

来年の予定を組んでおります。

診療に講座にそして来年からは養生ツアーも企画しております!楽しみです!!

 

さて来年初めての講座は「元気になる自然療法講座」

今までは5回のコースで行っていたのですが、来年は1回に凝縮して5つの養生を学びます。

養生、食養生、ツボ、漢方そして気診の5つです。

これが結構楽しくて、色々学べて元気になるというお得な講座です。

丸1日の講座ですが、ランチタイムにも気診しちゃうという企画付き。

元気になりたい方是非どうぞ!!

そして今回のランチは美虎さんの「はまぐり麺」を予定しております。

(麺がダメな方はご飯のメニューもあります)

 

【自然療法講座】お陰様で満席となりました。

日時:2018年2月12日(月祝)  10:30~16:30(ランチ時間を含む)

講師:小倉左羅(銀座漢方 天クリニック院長)

場所:銀座漢方 天クリニック(中央区銀座6-7-8デイム銀座801B号室)

定員:6名様(すでにお申込の方がいらっしゃいますのでお早めにどうぞ)

講座費用:18,000円(ランチ代も含む)

お申込:TEL 03-6274-6501  メール amaclinic@ama-jissen.com

(銀座漢方 天クリニック)

お待ちしております!

お鍋の季節

今年もあと1か月ですね。

年々時の流れが早いと感じております。

小田先生もクリスマスの飾りつけです(笑)

気診講座受講生でプリンセスローズの斉藤奈緒美さんとお弟子さんの陽子さんが毎年作製してくださいます。

 

さて昨日と今日は気診の学校3年生「食養生」

気血水の異常または五臓の異常を捉えて、食材を選択しています。

季節によって、体調によって毎月ピッタリの食材は変わっていきます。

ピッタリというのは気血水または五臓の異常反応がすべて綺麗になって、オーラがきれいになる食材です。

本当にピッタリの食材はたいてい1つしかないんですね!それを選んでいくのです。

今回は受講生のお一人が風邪が長引いておりました。ずーっと白菜が食べたい!!と思っていたそうです。

そこで気診。今回は五臓の異常。肺、脾と腎に反応あり。やっぱり白菜。白菜は脾、肺、腎を元気にします。本能に従うべきですね!!

薬膳&漢方の食材事典(ナツメ社)で調べてみると、白菜はビタミンCを豊富に含み風邪の予防や免疫力アップに効果的な野菜とあります。熱をさます作用もあるとのこと。

ただ今回は白菜だけでは腎の反応が取りきれず、これは腎を元気にする鹹味(かんみー塩から味)が必要。塩か味噌で調べると味噌。

味噌味仕立ての白菜鍋または白菜のお味噌汁。

食事は本当に重要ですね!そして食材で改善できる可能性を改めて勉強しました!

 

瘀血②

冬に向けて新しい商品が入りました。冬は「腎」を守ることが大切です。腎は冷えに弱いですから温めることしましょうね!

しょうが湯ー昨年とちょっと変わりました。

パッケージも素敵です!(3袋入り300円)

吉野本葛、高知県産生姜、国産黒糖・はちみつ入りです。

生薬の入浴剤ー手軽に楽しめる薬草湯、8種の生薬配合です。(10包入 1600円)

カンゾウ・トウキ・ボウイ・センキュウ・コウブシ・コウカ・チンピ・マツフジ

受付までどうぞ!

 

さて瘀血を改善する食材です。

 

野菜: きくらげ、金針菜、ごぼう、しいたけ、たまねぎ、トマト、なす

にら、にんにく、ねぎ、れんこん、あしたば、アスパラガス、アロエ

うど、こまつな、くわい、こんにゃく、さといも、春菊、ちんげんさい、

菜の花、ほうれんそう、ピーマン、ふき、やあぶしたけ、みょうが、

 

果物:いちじく、クランベリー、きんかん、グレープフルーツ、ブルーベリー

ゆず、ライチ、

 

ナッツ: アーモンド、松の実、ぎんなん、くり、

 

穀類: あずき、黒豆、大豆、黒米、納豆、

 

 

香辛料:サフラン、山椒、とうがらし、バジル、クミン、クレソン

セージ、せり、タイム、パセリ、フェンネル、みつば、ローズマリー、

 

魚介:アジ、イカ、うなぎ、カキ、サケ、サバ、あわび、いわし、カツオ

カニ、コイ、サワラ、サンマ、タイ、タラ、ナマコ、はまぐり、ひじき、ブリ

マグロ、マス、ワカメ、

 

肉類:ヨーグルト

 

調味料: 酢、酒粕、

 

飲み物:コーヒー、ココア、ローズ、ウーロン茶、焼酎、日本酒、

(薬膳&漢方の食材事典 阪口珠未 ナツメ社より)

 

結構沢山あるのですね。合う、合わないもあると思うので上手に食べてくださいね。

気血水のお話、12回にわたって書いて参りましたが今回で終了です!

ご自分の状態を知ってお役に立てて下さいね。

瘀血①

昨日は友人と銀座の画廊にお邪魔して芸術の秋を楽しみました!

是非行ってみたかった草場一壽さんの個展と、天クリニックお隣の創英ギャラリーさんで行われているロシア正教のイコン展に。

草場さんの作品からは気が溢れていて驚きでした!

陶彩画という本当に美しいものでした。

 

今週までしています。よかったら!!

 

さて気血水です。水毒の次に多いと思われるもの、どんな方でも多かれ少なかれあると思われるもの、それが最後のテーマ「瘀血」です。

患者さんには「血の淀み」と説明をしております。

水毒が色白でぽっちゃりしているのに対し、瘀血の方は肌の色が浅黒く、体も硬いイメージです。

まとめです!

瘀血は冷えや暑さ、精神的なストレス、偏った食事、睡眠不足、脂質異常などにより全身を巡っている血の流れが滞った状態

 

(症状)肩こり、頭痛、腰痛が悪化、月経痛がひどい、長引く、シミやくすみ、

あざができやすい、皮膚や粘膜、歯肉、舌が暗紫色

 

(養生)温め、スポーツなどで体を動かす、脂っこいものは避ける、

お酒を飲みすぎない、食事が重要

 

(漢方)駆瘀血剤

当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、治打撲一方、通導散、

桃核承気湯、疎経活血湯など

腎を元気にする六味丸や八味丸にも駆瘀血の生薬が入っています。

 

(ツボ)血海、三陰交、太衝