カテゴリー別アーカイブ:

血虚①

爽やかなお天気です。

どこかで日向ぼっこでもしたい気分です(笑)

さて今回から気血水の異常は「血」に入ります。

まずは血虚~血が足りない~です。西洋医学でいう貧血のイメージですね。

実は私も何年か貧血で悩みました。

血液検査のたびに貧血でひっかかり、鉄剤を飲めば胃が痛み、食事が足りないのかと気をつけ・・・。

でも結局良くなったのは身体の温めでした。

冷えとは恐ろしいものです!

ではまとめです。

 

【血虚】血が不足して心身に潤い不足を起こす

疲労や睡眠不足、偏った食生活などで血の産出が不足。月経やケガなどの出血で血の量が足りなくなると、血虚になる。

 

(症状)顔色が悪い、貧血、たちくらみ、冷え、精神的にも不安定、寝つきが悪い、

眠りも浅くなる、肌が乾燥しやすい、髪がパサつき抜けやすい、爪も割れやすい

生理不順、月経痛、不安感、不安、自律神経失調症、眼精疲労、ドライアイ

円形脱毛症

 

(養生)温める、食事

早めに寝る、目の使いすぎを控える

心労をためないよう心掛ける

 

 

(漢方)補血剤―四物湯、芎帰膠艾湯、芎帰調血飲、当帰飲子、七物降下湯

 

気血双補剤―十全大補湯(四物湯+四君子湯+桂皮+黄耆)

帰脾湯、加味帰脾湯、人参養栄湯

 

 

(ツボ)血海、百会、肩ぐう

水毒②

いいお天気ですね!

世間は3連休だと今朝気づきました(笑)

 

沖縄から戻ってなかなか疲れが抜けにくいなあと思ってました。

うーん、向こうで何したかしら??

往復5時間の飛行機、

ぐるっと10時間のバスツアー(5時間弱は外にいましたが)

そして果物よく食べて、アイス他デザートも食べていました。

そうそう水毒だったんですね。

甘くて冷たいアイスで腎がダウン。だからだるいんですね。

さらには風邪(ふうじゃ)が付いていました。

私も日々、波ありながら生きています。もちろん気を調えながら。

 

ようやく火曜日くらいから身体の軽さが戻ってきました。

そういえば日曜日も同窓会でブッフェでしたし、ビールも飲みました(笑)

少々羽目を外しすぎちゃいましたね。

でも反省はするけど、後悔はしないんです。

楽しみましたから!!

 

というわけで、調子が悪くなったら必ず理由があります。

その理由は何か??

そしてよくなるためには何をしなければいけないのか??

養生が重要なんですね!

 

 

さて水毒によい食材です。

 

冷たいもの、甘い物、乳製品、味が濃いもの、脂っこいものを避け

消化の負担を軽くすること。

 

◎身体を水はけをよくする食材

 

野菜: キャベツ、きゅうり、金針菜、ごぼう、生姜、セロリ、大根、冬瓜

トウモロコシ、なす、ニガウリ、ねぎ、白菜、へちま、うど、えだまめ、

えのきだけ、さやえんどう、じゃがいも、春菊、そら豆、たけのこ

なずな、みょうが、もやし、レタス、

 

果物: すいか、梨、ぶどう、あんず、キウイフルーツ、ココナッツ

さくらんぼ、すもも、パイナップル、パパイヤ、メロン、

 

ナッツ: かぼちゃの種

穀類:あずき、おおむぎ、黒豆、大豆、ハト麦、緑豆 、インゲン豆

 

香辛料、ハーブ: 山椒、紫蘇、シャンツアイ、唐辛子、芥子、

 

魚介: 昆布、あゆ、くらげ、こい、しじみ、鯛、ドジョウ、のり、はまぐり、

はも、ひじき、わかめ、

 

肉類:鶏肉、鴨肉、

 

調味料:酢、みそ、

 

飲み物: コーヒー、ココア、ハイビスカス、ウーロン茶、緑茶、焼酎

 

落ちても戻せばいいですよ。

でも本当に病気の人は落ちない努力が必要です!

 

 

陰虚①~水が足りない~

急に寒くなりましたね。体調崩さないようご注意ください。

 

さて気の次は“水”の異常です。

水の異常にも「足りない」と「滞っている」があります。

水毒とか水滞はよく聞きますが、陰虚(水が足りない)はあまり聞かないかもしれません。

しかし水不足で具合の悪い方が多いと思っています。

一番わかりやすい症状は「口渇」

口が渇きませんか?

また目が乾く。

皮膚がカサカサしてかゆい。

これらは陰虚です。

実は水毒より改善が難しいと感じています。

 

一度乾燥してしぼんでしまった細胞が元に戻るのは結構大変です。

水分を上手に取って(冷たいものを大量に入れても尿で出るだけで回りません)

しっかり呼吸で気を回します。

気が主導的に水や血を巡らせますから、すべてに於いて呼吸が大事です!

多くの場合「腎」が落ちて回す力が足りなくなっていますから、腎を元気にすることが必要です。

以下まとめです。

 

【陰虚】体の潤い不足。水が隅々まで回っていない

 

(症状)のどが渇く、目が充血する、便秘がち、ストレスを感じやすい

イライラ、のぼせやすい、ほてり、微熱っぽい、寝汗、肌の乾燥、かゆみ

特にホルモン療法を行っている人は陰虚になりやすい。

 

(養生)湯気を吸う、適度な水分を取る、

ミストサウナ、過労や運動のやりすぎ、お酒の飲みすぎは注意

睡眠をしっかり取る。身体に熱がこもっている場合は少し冷やす

水の巡りをよくするために、呼吸法をする

汗のかきすぎるスポーツはダメ

 

(漢方)潤わすもの

六味丸(腎を元気にして水を回すエネルギーを入れる)八味丸

麦門冬湯、炙甘草湯、滋陰降下湯、滋陰至宝湯

生脈宝(人参、麦門冬、五味子、黄耆)

 

(ツボ)腎のツボ

 

つづく

 

気滞②

7月で長野の原村でブルーベリーとカシス摘みをしてきました。

カシスのお酒を造って3か月。

いよいよ出来上がり飲んできました。

市販のものなど比べ物にならないほど美味しい!!

手作りっていいですね!(写真はオレンジーナ無色割)

 

さて本当に食事が大事だと思うのです。

気の滞りの2回目。食でかなり改善していきます。

◎気の滞りを改善する食材

野菜:菊花、きくらげ、キャベツ、金針菜、セロリ、大根、玉ねぎ、ニラ、人参

ニンニク、ねぎ、白菜、ゆりね、枝豆、えのきだけ、オクラ、かぶ、カリフラワー

空心菜、小松菜、こんにゃく、さやえんどう、春菊、なずな、ピーマン、

ブロッコリー、レタス、やまぶしたけ、

 

果物: みかん、あんず、キウイフルーツ、グレープフルーツびわ、メロン

ゆず、りゅうがん、ライチ、レモン、

 

ナッツ:アーモンド、えごま、かぼちゃの種、

 

穀類: あわ、そば、納豆、もち米、

 

香辛料、ハーブ: ういきょう、紫蘇、シャンツアイ、とうがらし、バジル、八角、

芥子、クミン、せり、タイム、パセリ、フェンネル、みつば、ローズマリー

 

魚介: イカ、カキ、鮭、サバ、ホタテ、クラゲ、サンマ、スズキ、ひじき、

わかめ、

 

調味料: 酢、塩、醤油、味噌、

 

飲み物: コーヒー、ローズ、ウーロン茶、焼酎、日本酒、ビール、ワイン(白赤)

 

薬膳&漢方の食材事典  阪口珠未 ナツメ社より

 

気虚②

今日はこれから北海道講座です。1年生の後期に入ります!

 

先日のエシカルな生活セミナーのリレートークで、私は最後に「地球の自然治癒力を信じる」としました。

地球が生命体なら、人間と同じように治る力を持っているはず!!

よい方向性にいくことを増やし、マイナスを減らすことが基本です。

総評で東京大学名誉教授の山本良一先生が、「確かに地球の自然治癒力はある」とおっしゃって下さいました。

12月8日~10日まで有明ビックサイトにてエコプロダクツがあります。ご興味ある方は是非どうぞ!

 

さて気虚によい食材です。でもこの中からご自分に本当に合うものと合わないもの、判別できますか?

感性を高めて自分の身体に聴いてあげればそれがわかります。気診の一番大切なところです。

頭で決めないでくださいね!

 

まず体を冷やすものや消化の悪いものを避け、お砂糖、乳製品の取りすぎにも注意しましょう。

 

◎気を補う食材

野菜:かぼちゃ、キャベツ、しいたけ、生姜、トウモロコシ、にんじん、

山芋、カリフラワー、くうしんさい、さつまいも、サトイモ、

さやえんどう、しろきくらげ、じゃがいも、そらまめ、たけのこ

菜の花、ブロッコリー、ほうれんそう、まいたけ、まこもたけ、

 

果物:梅、柿、かりん、ぶどう、桃、りんご、アボガド、いちじく、きんかん、

ココナッツ、さくらんぼ、ざくろ、パイナップル、バナナ、パパイヤ

りゅうがん、

 

ナッツ:くるみ、なつめ、ハスの実、カシューナッツ、ぎんなん、くり、松の実

 

穀類:うるち米、大麦、黒豆、小麦、大豆、ハト麦、いんげんまめ、きび

黒米、米麹、そば、もち米、

 

香辛料、ハーブ:山椒、コショウ、せり、

 

魚介:アジ、イカ、うなぎ、海老、牡蠣、鮭、サバ、タコ、ホタテ、アナゴ

あゆ、カツオ、イワシ、サワラ、サンマ、スズキ、鯛、タラ、ナマコ

ヒラメ、ブリ、マグロ、マス

 

肉類:牛肉、鶏肉、豚肉、牛筋、砂肝、豚足、羊肉、烏骨鶏、鹿肉

ウサギ肉、牛乳、ヨーグルト、

 

調味料:はちみつ、ごま油、酒粕、砂糖、バター、

 

飲み物:コーヒー、ココア、紅茶、

 

参考 薬膳&漢方の食材事典 阪口珠未 ナツメ社

 

 

気虚①

昨日は衆議院第一議員会館にて「エシカルな生活セミナー講演&リレートーク」に参加して参りました。

奇跡的に!何と解散のその日だったため、会場が使えたのですが、一日後だったらもう使えなかったそうです。

ご参加の皆様も90名を超え、新しい試みはまずは成功と言えると思います。

山本先生のお話も女性向きだったせいか、以前の猶予がないのは同じですが、以前のような過激な言葉は少なかったです。

しかし問題はここからなのです。

どれだけの方々に共感を得て頂き、その皆様の実践が広がっていくかがテーマとなります。これは今回のことだけでなく、色んなことが実践に繋がらないと意味がないのです。

私の話は東洋医学の病気の原因。外因は環境なのです。それが激しくなれば具合の悪い人が増えてくる。そして内因、これは感情です。

環境と心が健康を左右する!!

それを改善していくのは自然治癒力アップをする自然療法であるということを強調して参りました。また発信していきますね。

 

さて気血水、まずは「気虚(ききょ)」、気が足りないです。

気は生命活動の源になるエネルギー。消化吸収の低下により気が十分に作られなかったり、過労やストレスで過剰に消耗してしまうと気が不足。気力、体力ともに低下した状態。

 

症状は疲労、倦怠、気力の低下、冷えや四肢のだるさ、食欲不振、下痢、風邪をひきやすい、顔色が悪い、だるい、不正出血、食欲ない

 

本当にここにいらっしゃる方で、この気虚の方が多いのです。

それは西洋医学では、気が足りないという判断がないのです。検査の結果異常がないのに調子が悪いというのかこの気虚です。

ですからまずは休むことが大切です。気が減らないような生活をしていかないといけないのです。他にも養生は温め、呼吸法、消化のよいもの、寝る、運動はゆっくり無理せず行う。

漢方には以下のようなものがあります。

補気剤―補中益気湯、小建中湯、黄耆建中湯、四君子湯、六君子湯

気血双補剤―十全大補湯、帰脾湯、加味帰脾湯、

補腎剤―六味丸、八味丸

特に腎虚の方が多く、六味丸は本当によく使います。もちろん1つまみ!!

甘い物、冷たいもの、疲れすぎ、働きすぎで腎が落ちてしまいます。

次は気を補う食べ物について書きますね!

気血水

以前は五臓について書きました。

今回は身体の中に流れている気・血・水について書いてみたいと思います。

血は血液、水は血以外の液体です。

気だけは目に見えず、西洋医学の概念にないです。

気診では、この目に見えない気を捉え、改善しています。

 

しかし人間がセンサーになっていますので、残念ながらデータ重視の西洋医学ではなかなか理解されません。

今は結果を見て頂くこと、また気が変化した結果として脳波が変化したり自律神経測定装置で変化が捉えられること、患者さん自身の自覚の変化で見て頂いています。

この気が見える化できるかが、今後気診が評価されるかのカギになるでしょう。

気血水の異常には、足りないと滞っているという状態があります。

気診で一体気血水の何に問題があり、それが足りないのか滞っているかを判断して、漢方を決めたり、食事の指導をしています。

以下のように分類されています。

 

気の異常ー気虚と気滞

水の異常ー陰虚と水毒(滞)

血の異常ー血虚と瘀血

 

次回からはひとつずつについて書いていきます。

 

いい加減

いい加減というとあまりよくないイメージがありますが、実は「よい加減」は重要なんです。

いい加減

 

患者さんのお話を伺っていても、

「○○しないといけないんです」

「○○は明日までなんです」

「○○に会わないと・・・」

 

こちらが息苦しくなるくらい、「・・・せねばならぬ」にとらわれているんですね。

でも今具合が悪いんだから、良くなってからすればいいですよ~

というと、ほっとした顔をされます。

「そうですよね」

何でそんなに追い詰められているのでしょう??

 

“いい加減”というと、テキトーなどあまりよいイメージはありませんが、もう少しご自分を緩やかに縛りを少なくした方が、早くよくなりますよ。

緊張して固まっていたら気も巡りませんから。

力を抜いて生きましょう!!

**********

再度のお知らせです。

9月28日(木)14時~16時半

衆議院第一議員会館の国際会議場にて

東京大学名誉教授の環境問題の第一人者、山本良一先生のご講演

「地球生命の運命は私たちの手中にあり!」

小倉もリレートークに参加します。

今回は女性の皆様を募集しております。

チケットは3000円です。銀座漢方 天クリニック(小倉まで)

この機会に是非どうぞ!