梅雨の季節

陰陽五行という東洋医学の概念があります。

気診ではよくその概念を使って気をみていきます。

梅雨時、湿気が高く、湿邪に弱いのは「脾と胃」です。

つまり消化器系。

元々に弱い人も、そうでない人もこの時期、食べ過ぎ、飲みすぎには注意しましょう。

 

と患者さんには言っているのですが、

先日つい食べ過ぎてしまいました(反省)

翌日、右わき腹の重さと背中の痛み。

あーやってしまった・・・。

さて何の漢方で取れるかしらと色々試してみると

香蘇散。胃腸の軽い風邪。

でもまだまだすっきりしません。

そんな中漢方の本を読んでいると

「食べ過ぎ、飲みすぎに五苓散」

そうでした!これまでの十数年の漢方人生の中で1,2度しか飲んだことがなくて、思い浮かびませんでした。

持ってみるといい感じです。

飲んでみたら

胃を中心に放射状に気と水が広がっていきました!

こうして胃が緩んで、身体が開いたので背中の痛みが激減しました。

口も乾いていたのも改善しました。

水が回ったのですね!

 

五苓散は水はけをよくする生薬、沢瀉、茯苓、蒼朮、猪苓が入り

発散させる桂枝が入っています。

身体の中で水が回って、外側の湿邪も発散できたようです。

またひとつ自分の身体で学ぶことができました。

毎度のことながら自分の身体の中の気の巡り方で漢方の効き方を実感するのでした!