漢方を気診で合わせる

漢方を気診で選択する時、患者さんの歴史がわかる時があります。

とても難しいなあと感じる患者さんは、陽証から陰証までを同時に持っているように感じています。太陽病つまり表面の病もあり、でも実は陰まで落ちている部分もある。

「身体がきゅっと縮まって、背骨が縮んでいるようですね。これを弛めて伸ばすのに桂枝湯や桂麻各半湯など表面の気を改善する漢方が必要です」

「さらに腎がダウンしているようです。具合が悪くなる前に急にガクンと体調が落ちることはありませんでしたか??腎を元気にして水を回す力をアップする六味丸という漢方があいますね。」

Aさん「はいその通りです。一気に身体が落ちていく感じでした。それが復活できないんです」

「なるほど。そして水毒と瘀血がありますので、それをきれいにする漢方が必要です。Aさんの場合は当帰芍薬散がよいようです。全部手に持つと気の異常反応が取れますね。身体が軽くなりませんか?」

Aさん「身体が温かく感じます!」

「はい気が巡りますからね。足の方にも気が流れるのでしっかり立てると思いますよ。あとは顎が重要ですから、顎マッサージなど養生頑張ってくださいね!」

Aさん「あー本当です。まっすぐ立てます」

こういう体験をするたびに漢方ってすごいと感じる日々です。