陰虚の漢方

身体の中の水分(津液)が足りなくなってしまうのが陰虚。

脱水とも考えられます。

その陰虚を改善するのが滋潤剤とか滋陰剤と言います。

私がよく使うのが「六味丸」

圧倒的に使用頻度が高いのがこの六味丸です。

腎虚にも陰虚にも、血虚と瘀血にも効果あり。

でも胃に触るので少量使います!

六味丸はすごいなあといつも思っています!

 

他には麦門冬湯(ばくもんどうとう)。気管支粘膜の乾燥です。

さらに悪化して水分が少なくて、身体が熱くなってしまった時は口やのどが渇いて、眠れなくなり、おしっこも赤くなってしまいます。

他にも滋陰降火湯(じいんこうかとう)や滋陰至宝湯(じいんしほうとう)

夏バテー暑邪によって気も減り津液も減ってしまった時は清暑益気湯(せいしょえっきとう)

夏にはお世話になりました。

どれが合うのか気の診断が大事です!

 

陰虚の食養生

身体の水巡りには腎と肺が重要です。

以前にも書きましたが、水を回すのは肺。(東洋医学では)

腎は水を回すエネルギーを作り出す。

肺は乾燥に弱く、潤すものが必要。

腎も水が足りないと干からびちゃいます。

水分も大切ですが、食事でも潤すことができます。

ある時、声が出にくいという方。

食材を探していたら、「里芋」でした!

無事里芋で声が戻り喜ばれました。

食は重要ですね。

潤いを与える食材は他に

しじみ、豆腐、かぶ、大根、白菜、やまいも、れんこん

柿や梨、みかん、りんごもあります。

お米、小豆、ごま、はちみつもあります。

陰虚の養生法 2

東洋医学では陰と陽という考え方があります。

例えば上は陽で下は陰、背中は陽でお腹は陰、大人は陽で子供は陰・・・

臓は陰で腑は陽。

これらは裏表の関係です!

肺は陰で、その表は大腸になります。

つまり肺と大腸はセットで考えます。

肺が弱れば大腸も弱る。

東洋医学ではそのように見立てていきます!

さらに肺、大腸に繋がるのは鼻と皮膚。

このあたりに異常が出てきたら、おおもとの肺のエネルギーが落ちているとみていきます。

 

秋は乾燥するので弱るのは肺。

だから前回書いたように、湯気や呼吸法が大事。

さらに肺を元気にするのは「辛味」

香辛料を思い出していくといいですよ。

色では「白」

白くて辛いもの・・・次回は食で肺を元気にしてみましょう。

 

小宇宙

ちょっとブレイク。

ノーベル物理学賞が宇宙空間の研究に決まった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201006/k10012650891000.html

 

東洋医学では宇宙を大宇宙、人間の体の周囲を小宇宙と呼んでいる。

大宇宙が少し測定できるようになってきた現在、人間の体の周囲に存在する小宇宙の研究はまだなされていない。(見えない体はないことになっている)

気診はその小宇宙を捉えて判断して、調整していると私は思っている。

そんな絵空事と言われるかもしれないが、こうやって新しい分野が見つけながら科学は発達してきたと思っている。

現在の常識が未来永劫常識とは限らない。

そして人間の周囲にある小宇宙を捉え、証明するのは物理学だと思っている。

私は今できることを続けていくだけ。

それが未来の医療に繋がると信じて!!

 

 

陰虚の養生法 1

もう10月ですね。

すっかり秋です!

以前にも書きましたが、秋は乾燥が問題です。

乾燥によってダメージを受けた場合、それを燥邪(そうじゃ)と言います!

そしてダメージを受けやすい臓腑(ぞうふ)は“肺”

肺は乾燥に弱いのです!

なので「首がきれいになる顎ゆるマッサージ」に書いてある「湯気吸い」はとってもお勧めです。

肺が元気だと呼吸も深くゆっくりできます。

深くゆっくりとした呼吸は、自律神経を調えるのです。

そして水分摂取。

夏の間は、常温のお水が美味しかったですが、9月に入るとぬるめの白湯が体に沁みていきます。

 

そして温め過ぎも要注意。

私はこれで失敗しました。

何事も過ぎたるは及ばざるが如し。

温めるのも心地よい程度に致しましょう!

陰虚の症状

陰虚は水の不足。

身体の中の水とは血以外の水分

その症状は、口が乾く、のどが渇く、皮膚が乾く、発熱、咳、痰、かゆみ、便秘・・・

身体の中の水が足りない、巡っていないと起こる症状です。

 

気血水が足りないと、考えたり判断したりする力も落ちる・・・そう感じています。

そして足りないと滞りは裏表の関係であることが多いです。

滞っているから、表面や先の方に回らない、必要なところへ回らない。

ひとつではなく、様々な状態が重なっているように思います!

 

 

足りない

身体の中を「気」「水」「血」が巡りっています!

これらが滞ると様々な愁訴が現れます。

気が滞れば「気滞」

水が滞れば「水毒」

血が滞れば先日までお話した「瘀血」

 

でも具合が悪くなるのは、滞りだけではないのです!

実はめぐるものが足りないことで色々な症状を引き起こすこともたくさんあります。

今度は足りない状況について書いていきます。

 

秋なのでこれから空気が乾燥してきます。

まずは“水“が足りない”から。

これは東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と言います。(つづく)

☆お知らせとお願い☆

☆11月より気診の検証がスタートします。

ご縁のあった西洋医学のドクターがご協力してくださることになりました。

クライアントさまにもご協力頂く形となりますが、

ここを越えなければ気診が医療の土俵に上がることはできません。

ご協力頂けます方は是非お知らせください。

詳細は個別にご相談となります!

(amaclinic@ama-jissen.com までお願いします)

 

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締め切り9月27日(日)