漢方」カテゴリーアーカイブ

夏休みのお知らせ

ようやく梅雨が明けました。

急に暑くなると体がついていかないのでお気をつけくださいね。

冷房も上手に活用してお過ごしください。

夏バテ予防の漢方をひとつ。

清暑益気湯(せいしょえっきとう)

覚えておかれるといいかと思います!

 

さて夏休みのお知らせです。

8月8日(土)~19日(水)

ブログの方もしばしお休みします!

皆様、ご自愛してお過ごしくださいね。

水毒の漢方③

早速水毒の方からお問い合わせがありました。

そこで大事な漢方がひとつ抜けていたのでお知らせ。

「平胃散(へいいさん)」

教科書によっては理気剤(気を発散させる漢方)に入っていますが

私は利水剤に入れています。

朮、生姜が入っています。

胃がもたれて、消化不良症状あり。

胃が平らになるイメージですね。

名前の付け方がすごいですね。

 

私も飲んだことがあるのですが、胃のあたりがスーッとするんです。

もちろん合えばですが。。

漢方は奥が深くて、学んでも学んでも終わりが見えません。

でも気診を駆使しながらみるととても楽しいです!

 

養生と食事と、そして場合によっては漢方を使って水毒が改善できます!

 

水毒の漢方②

利水の効果のあるよく使う漢方を書いてみます。

まずは先日トレンドワードになった「五苓散(ゴレイサン)」

まさに代表的な利水剤。

前回ご紹介した利水の効果のある茯苓、猪苓、朮、沢瀉が入ってます。

体内の水分を調整しいてくれます。

 

でも結構元気な人に合うイメージです。

二日酔いには五苓散という言葉もあるくらいです。

お酒をたくさん飲める方ですね。

 

続いて「茯苓飲(ブクリョウイン)」

茯苓、朮、生姜が入ってます。

気の反応としては、みぞおちあたりに詰まっている感じです。

 

次はテキストには補気剤に分類されていますが、私は利水剤として使っています。

「六君子湯(りっくんしとう)」

朮、茯苓、生姜が入っています。

脾胃を元気にします。

 

主なものはこんな感じですが、私の使っているテキストには他に15種類くらい載っています。

その中の一番その時、その状態に合うものが効きます!

選ぶの大変です!

 

水毒の漢方①

昨日はFBの乗っ取りにあって大変でした。

知人から来た添付のファイルを開こうとしたら、アカウントを乗っ取られました。もう朝から連絡しまくり、皆様に開けないようお伝えしました。

色んな方が色々教えて下さったので何とかなりました。

まずはパスワードを変えて、FB上に乗っ取りのことを知らせること。

あちこちではやっているみたいなので、気を付けてくださいね!

「このビデオいつでしたか?」とコメントありました。

危険なので絶対開かないでくださいね!

FBをされている皆様にはご迷惑おかけしました。

 

さて水毒を改善する漢方を「利水剤(りすいざい)」といいます。

そして身体の水はけをよくすることを水を捌(さば)くといいますね。

漢方はいくつかの生薬でできていて、それぞれの生薬に水はけをよくしたり、気のつまりを取ったり、血を補ったりと色々な作用があるわけです。

それを組み合わせると、ちょうどよく気血水を改善するわけです。

その組み合わせは傷寒論など中国の古典にのっています。

2000年以上前にその組み合わせを作った方々はきっと気を診ていたのだろうと私は思っています!

まず水はけをよくする主な生薬をご紹介しましょう。

これは私の漢方の師匠である薬学博士の田畑隆一郎先生の「薬徴」源草社からです。

◎生姜(ショウキョウ)-皆さんご存じのショウガです。生薬としてはショウキョウと読みます。

「水の動揺逆行を和し、傍ら気を開く」

 

◎朮(ジュツ)ーホソバオケラまたはオオバナオケラの根茎

「水を流通する主薬。小便を通じ、大便を利し、腫気を消し一身骨節の疼痛を治す」

 

◎沢瀉(タクシャ)ーサジオモダカの塊茎

「内より水を集めて乾燥を滋潤して渇を止め小便を利す」

 

◎茯苓(ブクリョウ)ーサルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥し外皮を除いたもの

「水気の逆行を下降して小便を利し、心下悸、煩躁、驚悸等を治す」

 

猪苓(チョレイ)-サルノコシカケ科のチョレイマイタケの菌核を乾燥したもの

「上より水を推降して渇を止め小便を利す」

 

漢字も難しいですね!

この難しい本を眺めるように読んでいます。

何となく文字から効き方がわかるような気がします。

 

田畑先生はこれらを他の生薬と組み合わせた二味の薬徴で効き方をさらに明確にしています。

生薬は単味で飲むことはありません。

生薬がいくつかの組み合わさって漢方になります!

梅雨時

今日は晴れ間が覗いてホッとしましたが、またしばらく雨マークですね!

湿気が強いこんな時、身体の湿気も多くなります。

それが水毒ですね!

先日ネットのトレンドワードに「五苓散」と漢方が載っているのにビックリ!

こちらも水毒を改善する重要方剤です。

どうも気圧の変化で起こる気象病に効くとどこかで言われたらしいです。

でも水毒の漢方はエキスだけでも十数種類。

みんながみんな、五苓散じゃないんだけど!と思いました。

合う漢方ならスッと楽になるので、身体に聞いてあげるのが一番!

合わないと感じたら早めに切り変える必要ありです!

 

日本は周り中海です。

ふだんでも湿気の多い国土です。

そして水毒は様々な症状を引き起こします。

身体の水周りも調えましょうね!

 

次回は水毒で起こる症状と改善方法を書いてみます。

ブログで気診講座〜実践編⑴〜

さあ最後に気診でどんなことができるかご紹介しましょう!

私の場合は医療で使っております。

気の診断で、一体どこがどの程度気の異常があるのか?

風邪ーふうじゃーはどうか?

五臓はどうか?

気血水はどうか?

そして漢方診断。どの漢方で気が調うか?

どんな養生をしたらよくなるか?

経過をみて改善していくかをみています。

気が改善すると、階段を上がるように症状は改善していきます。

 

気診を医療の土俵にのせたいと心から思っています!

 

 

 

両輪で!

桜の開花が発表された途端に寒いですね!

まだまだ寒暖の差が大きいのでご注意くださいね。

 

以前より私は西洋医学と東洋医学や自然療法が両輪にあるのが理想だとお伝えしています。

以下のニュースはアーユルヴェーダの上馬場先生が送って下さいました。

私の主張を裏付けるようなものと思っています。

漢方や鍼灸の本場、中国でも最近は西洋医学が主流です。

でも今回の新型コロナウイルスに対しては西洋医学と中医学の併用が肺炎の治療に効果があったそうです。

 

中国伝統医学

 

今回の件だけでなく様々な病気に西洋医学とと東洋医学の叡智、両方からのアプローチが日本でも進んでいってほしいと強く思っています!

質問する!

講座の中で、私が一方的にお話するとなかなか受講生の皆さんのお腹に落ちません。

そこで、私が色んな角度から質問するようにしています。

そうすると自分の中に答えがないことに気付くし、また答えを探そうとすることでどこに書いてあるかを調べることができます。

自分の体験が一番よいお勉強になるのですが、いくつも体験できるわけではないのでこんな形で進めています。

 

言葉は流れてしまうので、自分で考えたり調べたりすることで身に付いていきます。

例えば先日の3年生漢方講座。

体の一番表面についた風邪(ふうじゃ)は太陽病。

さらに一段下がった時に使う漢方は「何剤」というでしょうか??

 

ちょっと角度を変えると難しくなります(笑)

答えは「柴胡剤(さいこざい)」

少陽病に使います。

 

今後もますますこの方法を使っていきたいと思っています。

 

最初の写真は自宅近くに止まる“つぐみ”です。おもちゃの鳥みたいですね!