月別アーカイブ: 2016年3月

4月の元気講座

久しぶりのよいお天気ですね!銀座の街路樹も芽吹き始めました。もうすぐ春ですね!

さて天クリニック元気講座4月の内容が決まりました!

数名の少人数制ですのでお早めにお申し込み下さいませ。

お待ちしています!!

 

(1) 運動習慣を身に付けたいけど、“筋トレや運動をすることが苦手な方へ”

《冷え取り元気アップ体操》

4月16日(土)14:30~16:00

講師:鳴澤千陽(フィットネスインストラクター)

呼吸を整えることからゆるりとスタートし、身体を整え、身体を温めるための養生法、

そして肩関節や股関節を動かし温める全身運動、主に大胸筋(背中・胸・大腿部・体幹)の筋力とレーニング、

自宅などで簡単にできる筋力トレーニングをご参加の皆様に合わせて行っていきます。心地よい筋トレを目指します。

☆天クリニック 予約日 : 気診筋トレ 第1・3土曜日午後

(2)“ 銀座で昼寝 ”至福の時 を体験したい方へ

4月23日(土) 14:30~16:00

講師:三木須弥子(ヨガインストラクター)

《銀座で昼寝と深呼吸 禅ヨガ講座》

気と心と身体をリフレッシュしてチャージします。寝ながらの禅とも呼べる“寝るヨガ”で気と心と身体を休めます。チベットベルの音色と共に“銀座で昼寝”至福の体験でリフレッシュした後、“唄うヨガ”では、のんびり呼吸からハミング、マントラをメロディにのせて唄います。知らず知らずのうちに深まる呼吸と共に、気を整えていきます。気の満ちた上で、みんなで合わせるマントラから生まれる心地よいバイブレーションをお楽しみください。

☆天クリニック 予約日 : ヨガ・タイ古式 第1土曜日

 

(3)“ 効率よい呼吸法 ”を身につけたい方へ

《楽々呼吸体操で今すぐ体ポカポカに!免疫力を高めよう》

4月28日(火)14:30~16:00

講師:森嶋みす美(美人的少林寺気功 代表)

体を動かしながら呼吸をすると、呼吸だけを意識するよりも楽に呼吸が出来るようになります。

椅子に座ったままでも出来るので運動が苦手な方や病気で体力が落ちている方の元気回復を助けます。

お家で毎日出来るから続けられる実践講座です。動き易い服装でご参加下さい。

☆天クリニック 少林寺気功 予約日: 火曜・金曜日

 

場所:社)心と身体と気を元気にする気診研究所

中央区銀座6-7-18デイム銀座1003号室(天クリニックと同じビルの10階)

講座費用:各講座4,000 円(天クリニック通院中、気診講座受講中の方は3,000円)

お申込:電話 03-6274-6501   メール amaclinic@ama-jissen.com

 

(写真は鳥取の投入堂)

 

観察力

今日は「気診の学校」1年生の最後の授業。修了証をお渡しに行ってきました。皆さんとってもいい気の状態になっていて、気の判断も出来ていました。心地よい空間になっていてビックリしたほどです!気は伝わっていくんだなあと感慨深かったです!講師の井上先生に感謝です!

さて気診をする時、もちろん胸鎖乳突筋という首の筋肉の緊張、リラックスで気の判定をしているのですが、毎日続けていると、五感のすべてで患者さんの状態を捉えています。

先日ご紹介で大阪から若い男性が見えました。病院の検査では何の異常もない。しかし朝がどんなに起こされても起きられない。以前より確実に調子が落ちている。気をみてほしい。

彼が椅子に座った途端、私の膝が寒くて正面を向いていられない状態。

彼は身体の芯から冷え切っていたのです。ところが若いゆえに昼間は動けるし検査は異常なし。噛みしめているし、胸は詰まっているし(気滞)、冷えているから水は回っいないし(水毒)、腰から下のエネルギーが枯渇。

漢方を合わせると腎虚。骨まで冷えている・・・そんな感じです。

聞いてみると、温かいご飯もたべないし、温かいものを飲むこともない。冬でもシャワーで過ごしている。

そりゃあ起きろっていっても無理ってもんでしょと私。

とにかく温かいお茶を飲んで味噌汁とかを取り入れて、少なくとも週に何度かはお風呂に入ることを勧めました。

 

次の方は顔色で調子の悪さを判断しました。普段はまあ健康的な顔色。それが少し落ちてくるとどす黒くなってくる。そんな時は腎の機能ダウン。甘い物が過ぎています。

ちなみに黄色っぽければ脾、白っぽければ肺、青いようなら肝の機能ダウンと言われています。

 

また次の方は左目がちょっと下がっていました。脾がちょっと疲れているなあと判断します。まるで下から引っ張られるように、下がるのです。少し食べ過ぎているかとか、何か負担になるものを食べているかとか伺っていきます。

声や音も判断基準になります。かすれるような声、力がない声に力が出てくればよくなってきたという判断です。

ほんの少しの変化も見逃さない観察力も大切で、何がどうだからそうなるということも頭に入れておく必要があります。

東洋医学にはあらゆる感覚を使っての判断が必要なようです!

 

(写真は島根県 美保神社)

4月スタート気診講座募集中です!

気診で元気になった皆さんが体験ブログを書いて下さることになりました!(感謝!!)

今週スタートして下さったので是非みてくださいね!こちらのサイトです。

http://ameblo.jp/tak-888x

 

さて4月スタート気診講座、1年生、2年生募集中です!!

1年生はご自身の身体に合うもの、合わないものを判別できる、自分の気の状態がわかる、自分の気の調整ができることが目標です。楽しく気診を学べます(1回2時間 前期5回、後期5回 )

①4月1日スタート第1金曜夜クラス

②4月10日スタート第2日曜午前クラス

③4月10日スタート第2日曜午後クラス

 

2年生は漢方や鍼灸など東洋医学の基礎知識を学びながら、気の診断および気の調整の練習をしていきます。(1回3時間 全10回)

①4月8日スタート第2金曜午後クラス

②4月17日スタート第3日曜午後クラス

気診の学校 

楽しく学んで自分で元気になる気診講座、是非お待ちしております!!

詳細のサイトはこちら⇒ http://school.ama-jissen.com/now.html

改善しにくい方⑤

「何かマイナスのことをしている方」

ご自身でも気づかずに足を引っ張ることをしていることがあります。

気診をした時、目の前で養生と漢方で患者さんの気が調います。

次に見えた時、気が改善していない、または悪化している時、必ず理由があります。

それをカウンセリングしながら探していかなければなりません。

もちろんご本人は悪いとかマイナスになっているなんてことは知る由もなく行っているため、探し出すことは大変です!

「噛みしめ」も無意識にしている方がとても多いです。気付くと噛みしめているという方をよく拝見します。

「口呼吸」も同じですね。気づくと口がぽかんと開いているので、意識して唇を閉じて鼻呼吸して頂くようご指導しています。

先日の例としては、気持ちも前向きになり。養生もよくして、食事も気をつけている、他に何も思いつかない!とおっしゃっていた方。

冷えているのに朝食にヨーグルトを召し上がっていました。和食に変えてお味噌汁を飲んで頂くようお願いしました。そうすると変化するんですね。

また何で身体の左側ばかり調子が悪くなるのかしらという方もいらっしゃいました。甘い物が過ぎていましたね。

他にも原因が諸々。皆さんそれぞれです!必ず理由があります。

気を診ながら改善の足を引っ張っている大元の原因を探し、改善をはかっています。

改善しにくい理由を見つけて、それを排除することによって薄紙をはがすようによくなっていきます。

お断りしておきますがヨーグルトや甘いものが悪いわけじゃないんですよ。それらを受け入れるキャパシティーがないことが問題なんです。気が調い、元気が出てくるとこれまでだめだったものを食べても落ちにくくなります。

さらに気がとっても充実して元気溌剌の方は、何を食べても何をしても気が落ちることはないのです。(もちろん食べられないものは別ですが)

ご自身の気をアップすること、それが一番重要なことです!

 

<写真は室戸岬の空海さんが修行した御厨人窟(みろくど)の中からの写真>

 

改善しにくい方々④

「養生しない方」

自然治癒力アップに一番大切なこと。それは養生です!とお伝えしています。

いつもの顎を弛める「顎養生」に加え、呼吸法や温め、甘い物控えめとか・・・。

天クリニックでは気診に基づき、その方に合った養生法をお伝えしています。

ところが・・・

次のご予約の時、気の改善が見られない、愁訴が変わらない

そんな時、「養生して頂きましたか~???」

と尋ねると「忙しかったのでできなかった」とか言い訳のお返事。

やったかやらないかは気診をするとすぐにわかります。

ご自分のことだから続けましょうね!1日5~10分でいいんだから。

気診の養生は簡単で短時間にできるけど効果高いですよ~

そんな風にお話しています。

なんといっても顎マッサージ1日6時間しても副作用もなく、10年の頭痛が3か月でほぼなくなり、翌年から花粉症の症状がこれまた格段に楽になったのですから。

こんな効果のあることやらないと損ですよとお伝えしています!

(写真は確か善通寺のご神木)

改善しにくい方々③

「気を遣いすぎる方」

気を遣えば気は減ります。

自分の身体を治さなくちゃいけないことに「気」を使わないといけないのに、まわりのことばかり気にして、エネルギーを使ってしまう方。

是非「治す」ことにエネルギーを使いましょう!!

良くなるまで我儘になって頂いて結構ですから、ご自身のことを最優先に考えて下さいとお伝えします。

「気」つまりエネルギーがなければ治すどころか、命がなくなります。

まずはご自分のエネルギーを少しずつ増やすこと。

東洋医学では

天の気・・・呼吸で取り入れる

地の気・・・食事で取り入れる

この天の気と地の気を合わせて元気といいます。

それに私は温めを加えてエネルギーアップをして頂いています。

ご自身に合う呼吸法、ご自身に合う食べ物で元気を取り戻して下さいね!

元気になってから支えて下さったまわりの方に恩返しをして下さい。

 

(写真は成田の麻賀多神社のご神木)

Uさんも気診

昨日は同業者の歯科の先生方に「気診」のお話と体験をして頂きました。

噛みしめ改善を多くの方に知って頂くには、歯医者さんにお願いするのが一番ですものね!

噛みしめている患者さんはなかなか痛みが取れなかったり、歯に詰めたものが取れやすかったりするので歯医者さんにとっても重要な課題です!

 

さて臨床研究会でもう一人Mさんのお友達、Uさんも気診しました。

久々に写真でみたUさん。つかまって歩いていましたね。お元気な印象でしたのでびっくりしました。

気診すると腰から下の気がない。もうこれは腎虚ですね。これまでだいぶお酒も飲まれたんでしょうね。おそらく冷えも大きいでしょう。咬筋も張っていますから噛みしめもされていると思います。

漢方は八味地黄丸ちょこっとと瘀血をとって温める桂枝茯苓丸。年齢が増した方にとってもっともポピュラーな組み合わせです。

食材は瘀血を取るこの季節でイチオシの「菜の花」

養生は腰から下温めが有効でしょう。

そして丹田呼吸法。臍下丹田をしっかりさせる呼吸法ですね!

少ししっかりしてきたら、筋トレが必要と思われます。軽いトレーニングから。

状況に応じて、養生は違います。

 

先日もエネルギーが無くなっている方が無理に動いてさらにダウンしていました。

特に弱っている時は、その時に合う養生、自然療法を取り入れて気長にアップしていくことが必要です。

(上記は気診の結果で、実際に行ったものではありません)

(写真は天クリニックの看板ねこ、サイコちゃん。うしろになでしこ会の白坂ママモデルのネコちゃんと大島のあんこちゃん。エサイトモコさん作カオデカくんシリーズ)

Mさんを気診 

昨日は3月の気診臨床研究会。3年以上気診を学んでいる方が集まって、自己調身や症例検討を行っています。卒業生の皆様にも修了証(笑)

思い思いの星をつけて頂きました!

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研究会では毎回皆さんがよく知る芸能人さんの写真を使って気診をさせて頂いています。

今回はつい最近脳の病気が判明したMさん。私この3か月の間に2回もMさんと遭遇したんですね。銀座と大阪駅で。ご恢復を祈って気診致しました。

気の異常ー肝気鬱血。怒りっぽいのかな?肩こり、背中のはり。頭にも気の異常反応あり。噛みしめていますよね。肩が上がってガチガチです。

漢方は抑肝散加陳皮半夏ー肝の流れをよくして水毒も改善。怒りがあるとみています。本治は当帰芍薬散ー血と水をきれいにします。

食養生は緑のもの。肝の気を流します。ほうれんそうが一番よかったです。血虚もあるのかしら?

養生は鼻の下のばしと呼吸法。鼻呼吸が重要です!

 

いかなる病も養生、自然療法を併用することで、自己治癒力がアップします。

病を克服するにはそれが最も大切なことだと思っています。

天クリニックは病気の治療は致しませんが、自己治癒力をアップするお手伝い、アドバイスをしております。

下記は天クリニック気診食養生担当、春乃さんが作った気を補う食材一覧です。この中から“今食べられるもの”を気診で選択しています。食事は重要。もちろん食べることも重要ですが、状況によっては今食べられないものを排除することも、ご自身の気をアップさせる上でとても重要です!

水はけをよくする、瘀血をとるなど気の状態によって6種類にわけて食事指導をお願いしています。

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(上記は気診の結果で、実際におこなったものではございません)