月別アーカイブ: 2020年7月

水毒の漢方②

利水の効果のあるよく使う漢方を書いてみます。

まずは先日トレンドワードになった「五苓散(ゴレイサン)」

まさに代表的な利水剤。

前回ご紹介した利水の効果のある茯苓、猪苓、朮、沢瀉が入ってます。

体内の水分を調整しいてくれます。

 

でも結構元気な人に合うイメージです。

二日酔いには五苓散という言葉もあるくらいです。

お酒をたくさん飲める方ですね。

 

続いて「茯苓飲(ブクリョウイン)」

茯苓、朮、生姜が入ってます。

気の反応としては、みぞおちあたりに詰まっている感じです。

 

次はテキストには補気剤に分類されていますが、私は利水剤として使っています。

「六君子湯(りっくんしとう)」

朮、茯苓、生姜が入っています。

脾胃を元気にします。

 

主なものはこんな感じですが、私の使っているテキストには他に15種類くらい載っています。

その中の一番その時、その状態に合うものが効きます!

選ぶの大変です!

 

水毒の漢方①

昨日はFBの乗っ取りにあって大変でした。

知人から来た添付のファイルを開こうとしたら、アカウントを乗っ取られました。もう朝から連絡しまくり、皆様に開けないようお伝えしました。

色んな方が色々教えて下さったので何とかなりました。

まずはパスワードを変えて、FB上に乗っ取りのことを知らせること。

あちこちではやっているみたいなので、気を付けてくださいね!

「このビデオいつでしたか?」とコメントありました。

危険なので絶対開かないでくださいね!

FBをされている皆様にはご迷惑おかけしました。

 

さて水毒を改善する漢方を「利水剤(りすいざい)」といいます。

そして身体の水はけをよくすることを水を捌(さば)くといいますね。

漢方はいくつかの生薬でできていて、それぞれの生薬に水はけをよくしたり、気のつまりを取ったり、血を補ったりと色々な作用があるわけです。

それを組み合わせると、ちょうどよく気血水を改善するわけです。

その組み合わせは傷寒論など中国の古典にのっています。

2000年以上前にその組み合わせを作った方々はきっと気を診ていたのだろうと私は思っています!

まず水はけをよくする主な生薬をご紹介しましょう。

これは私の漢方の師匠である薬学博士の田畑隆一郎先生の「薬徴」源草社からです。

◎生姜(ショウキョウ)-皆さんご存じのショウガです。生薬としてはショウキョウと読みます。

「水の動揺逆行を和し、傍ら気を開く」

 

◎朮(ジュツ)ーホソバオケラまたはオオバナオケラの根茎

「水を流通する主薬。小便を通じ、大便を利し、腫気を消し一身骨節の疼痛を治す」

 

◎沢瀉(タクシャ)ーサジオモダカの塊茎

「内より水を集めて乾燥を滋潤して渇を止め小便を利す」

 

◎茯苓(ブクリョウ)ーサルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥し外皮を除いたもの

「水気の逆行を下降して小便を利し、心下悸、煩躁、驚悸等を治す」

 

猪苓(チョレイ)-サルノコシカケ科のチョレイマイタケの菌核を乾燥したもの

「上より水を推降して渇を止め小便を利す」

 

漢字も難しいですね!

この難しい本を眺めるように読んでいます。

何となく文字から効き方がわかるような気がします。

 

田畑先生はこれらを他の生薬と組み合わせた二味の薬徴で効き方をさらに明確にしています。

生薬は単味で飲むことはありません。

生薬がいくつかの組み合わさって漢方になります!

水毒改善養生法③

水毒でお困りの方から

「水を飲みすぎですか?」

という質問を受けます。

 

そういう方もいらっしゃいますが、ほとんどはそうではなくて巡らせることができないのです。

ですから温めたり、呼吸をしたりすることが大切になります。

さらにきれいなお水は取らないとダメです。

淀んだお水が水毒ですから、きれいなお水を入れることは重要なことです。

川も流れの悪いところが淀みます。

お水というのは水分という意味なので、単なる水だけではありません。

 

また水毒を改善する食材もあります!

一部ですがご紹介しましょう。

気診の学校3年生食養生のクラスがありました。

この季節なので、「水毒」

合う食材は梅干しや昆布でした!

他にも夏のお野菜や果物も利水の効果がありますが、やや冷やしますので気温の上がっていない今はあまり出ないですね。

なす、きゅうりやスイカやメロンがその類です。

他にも枝豆、とうもろこし、ゴーヤなどなど。

その中からピッタリの食材を探すと練習をしています。

昨日は梅干しで水毒の鼻水が止まりました!

30年来悩んでいるそうです。

1年かけて食事で改善していきます。

蓮始めて開く

「はすはじめてひらく」

七十二候

旧暦のお盆の頃。

写真は大賀ハスです!患者さんが送って下さいました。

古代の蓮の実から発芽、開花したそうです。

芽が出るということはその中の生命エネルギーが残っているということですね!

二千年を超えて!

 

さてお知らせです!

☆銀座での気診のお時間がなかなか取れずご迷惑をおかけしています。

場合によっては1か月ほどお待ちいただくことになります。

お急ぎの場合は遠隔で対応致しますのでご了承ください。

 

☆天クリニックで扱っていた商品は在庫置き場の関係上、月を決めて揃えることに致しました。

7月は黒ニンニク

8月はハーブ塩

*宇田博士の健康ふりかけに関しましてはバラでご用意できますが、100袋入りにつきましては直接㈱タナカさんにお申込ください。

*シャワーや浄水器のカートリッジはご連絡頂けばご用意しておきます。

 

よろしくお願い致します!

 

水毒改善・養生法②

実は意外なことに、水を回すのに重要なことは「呼吸」なんです。

「気は主導的に水と血を回す」

と言われています!

気を増やさないと血も水も回らないのです。

気を増やすのは「呼吸」です。

まずは深呼吸がいいでしょう。

ラジオ体操の呼吸法もいいですよ。

胸を開いて、閉じて!

とにかく続けられること、そのためには複雑じゃない方がいいのです。

気持ちよく心地よく、やってみたら「あー楽になった!」と感じられること。

 

深呼吸が慣れてきたら、瞑想とか座禅とかそういう方法もよいと思います。

やってみるとスッキリします!

呼吸は人間にとって重要なことなのに、あまり意識されないのですよね。

ちょっと意識して、深くゆっくり!してみてください。

 

自律神経を調えるにも一番の方法です!

東洋医学でいう巡りがよくなることと、西洋医学でいう自律神経が調うのは同じことかもしれませんね。

 

水毒改善の養生法①

今年もまた大きな水害が起こってしまいました。

犠牲になられた方のご冥福をお祈り致します。

まだまだ危険があります。お近くの方は気をつけて!

 

さて今度は水毒改善法を書いてみましょう。

その前に!

なぜ体の中の水が滞ってしまうのか考えてみましょう。

 

一番の理由は「冷え」でしょうね。

身体が温かければ身体の中の気血水は順調に流れています。

しかし冷えると流れが悪くなります。

 

ですからまず水毒を改善するためには、身体を温かくすること。

そのためには、身体を温める!今の季節ならお風呂。

ぬるめのお湯でも浸かった方がいいですね。

冬なら湯たんぽ。心地よく温まり身体に優しい。

 

そしてもう一点。

冷たいものばかり飲まない!

体温は36℃

冷蔵庫から出したものは12~13℃

身体はその差を埋めるのにエネルギーを使うことになります。

暑い時期は冷たいものも必要ですが、温かいものも飲んでバランスを取りましょう!!

水毒の症状

身体の中には、気・血・水が流れています。

この気血水が足りなくなったり、滞ったりすると調子が悪くなります。

水ー血以外の水分ーが滞った状態が水毒です。

水滞とも言います。

この水毒が身体のあちこちに様々な症状を引き起こします。

先日も書いたように、日本は土地柄、湿気が多いので水毒で起こる症状で悩む方が多いのです。

主な症状を書いてみましょう。

どこに水が滞っているかで症状が違います。

代表的なものは胃腸の症状。

食欲不振、吐き気、嘔吐。

そして、めまい、ふらつき、むくみ

頭痛、身体の重さ、冷え

胸に水が溜まれば、咳や痰

お腹に溜まれば下痢

 

水は滞ると色んな悪さをするんです!

だから水回りを良くすることは、調子を良くする大きな要素です。

 

梅雨時

今日は晴れ間が覗いてホッとしましたが、またしばらく雨マークですね!

湿気が強いこんな時、身体の湿気も多くなります。

それが水毒ですね!

先日ネットのトレンドワードに「五苓散」と漢方が載っているのにビックリ!

こちらも水毒を改善する重要方剤です。

どうも気圧の変化で起こる気象病に効くとどこかで言われたらしいです。

でも水毒の漢方はエキスだけでも十数種類。

みんながみんな、五苓散じゃないんだけど!と思いました。

合う漢方ならスッと楽になるので、身体に聞いてあげるのが一番!

合わないと感じたら早めに切り変える必要ありです!

 

日本は周り中海です。

ふだんでも湿気の多い国土です。

そして水毒は様々な症状を引き起こします。

身体の水周りも調えましょうね!

 

次回は水毒で起こる症状と改善方法を書いてみます。