陰虚は水の不足。
身体の中の水とは血以外の水分
その症状は、口が乾く、のどが渇く、皮膚が乾く、発熱、咳、痰、かゆみ、便秘・・・
身体の中の水が足りない、巡っていないと起こる症状です。
気血水が足りないと、考えたり判断したりする力も落ちる・・・そう感じています。
そして足りないと滞りは裏表の関係であることが多いです。
滞っているから、表面や先の方に回らない、必要なところへ回らない。
ひとつではなく、様々な状態が重なっているように思います!
陰虚は水の不足。
身体の中の水とは血以外の水分
その症状は、口が乾く、のどが渇く、皮膚が乾く、発熱、咳、痰、かゆみ、便秘・・・
身体の中の水が足りない、巡っていないと起こる症状です。
気血水が足りないと、考えたり判断したりする力も落ちる・・・そう感じています。
そして足りないと滞りは裏表の関係であることが多いです。
滞っているから、表面や先の方に回らない、必要なところへ回らない。
ひとつではなく、様々な状態が重なっているように思います!
身体の中を「気」「水」「血」が巡りっています!
これらが滞ると様々な愁訴が現れます。
気が滞れば「気滞」
水が滞れば「水毒」
血が滞れば先日までお話した「瘀血」
でも具合が悪くなるのは、滞りだけではないのです!
実はめぐるものが足りないことで色々な症状を引き起こすこともたくさんあります。
今度は足りない状況について書いていきます。
秋なのでこれから空気が乾燥してきます。
まずは“水“が足りない”から。
これは東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と言います。(つづく)
☆11月より気診の検証がスタートします。
ご縁のあった西洋医学のドクターがご協力してくださることになりました。
クライアントさまにもご協力頂く形となりますが、
ここを越えなければ気診が医療の土俵に上がることはできません。
ご協力頂けます方は是非お知らせください。
詳細は個別にご相談となります!
(amaclinic@ama-jissen.com までお願いします)
☆ 小児がんの子供たちにカツラを作るため、ヘアードネーションをする活動をしております。
お考えの方がいらしたらお声かけください。
☆ 気診グッズのお知らせです。
① シャワーヘッド「テラ・クィーンⅡ」をお使いの方へ
大切なお知らせがございますのでご一報ください。
こちらで把握している方には個別にメールさせて頂いております。
②「宇田博士の健康ふりかけ」が届きました。
必要な方は講座の時にお声かけください。
③自然派とうもろこしの洗剤ブリエを10月に予約販売致します。(次回の販売は来年4月を予定しております)
ご希望の方はメールでお知らせください。(定価3990円→3500円)
締め切り9月27日(日)
秋ですね。彼岸花の写真を送って頂きました!
さて駆瘀血=おけつを取る作用のある生薬について少し詳しく。
◎桃仁(とうにん)ー桃の種子。
消炎性の駆瘀血薬として、月経不順や困難、下腹部痛などに用いる。
◎牡丹皮(ぼたんぴ)ー牡丹の根皮。
解熱、消炎、鎮痛、月経痛、月経不順、打撲による腫れ。活血、涼血
◎芍薬(しゃくやく)ー芍薬の根。
筋肉痙攣、腹痛、頭痛、婦人病。養血
◎川芎(せんきゅう)-せり科の川芎の根茎。
補血、強壮、鎮静、鎮痛。貧血症、月経不順、冷え性、生理痛。活血
◎大黄(だいおう)ーたで科の大黄の根茎。
寫下(便を出す) 活血
◎紅花(こうか)ーきく科の紅花の管状花
通経、駆瘀血。食品としても用いられている。
◎当帰(とうき)-せり科の当帰の根
鎮静、鎮痛、浄血、強壮、貧血、腹痛、月経不順、生理痛。補血、活血
状態に合うものを入れて組み合わせないといけないですね!!
今度は漢方からのアプローチ。
瘀血は血の淀み。
血の淀みを体の中からどのやって出すのでしょう?
実は、便と一緒に出すのです。
駆瘀血の作用のある生薬は
桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、大黄(だいおう)、紅花(こうか)
一番標準的な駆瘀血薬の薬方は「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」
私も結構長いこと飲みました。
漢方の師匠の田畑先生がお作りになった丸剤は香りがよくってとても好きでした。
女性の漢方のイメージですが、肩こりや頭痛にも効果があり男性にもでます。
更にすごく強い瘀血があると、「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
また古い瘀血があるときは「温経湯(うんけいとう)」
瘀血もあるけど水毒もあって、血虚(血が不足)もあるときは「当帰芍薬散(とくしゃくやくさん)」
更に瘀血もあるけど、肝気うっ血もあり、症状が多彩な時、「加味逍遙散(かみしょうようさん)」
まだまだありますが、主に使うのはこれらです。
そしてずっと同じではなく必ず!!変化していきます!
お知らせです!
9月26日(土)10:45~
定員を半分にして行います。
懇親会は中止となりました。
先週からまずはすでに気診ができる研究会に限り、zoom講座が始まりました!
気は離れていても感じることを改めて確認しました。
小田先生もメールを通して気を送っていらっしゃいました。
様々な可能性を感じ次第です!
さて瘀血におススメの食材です。
もちろん人によって違うので、できたら気診して確認して頂きたいですが。
昆布やごまもあるので「宇田博士の健康ふりかけ」はとってもおススメです!
お野菜でいうと玉ねぎ、ブロッコリーやほうれんそう、青梗菜といった緑のお野菜
生姜やにんにく、梅干し、納豆、
実は黒砂糖やはちみつも。奄美のくろうさぎ(黒砂糖)もバッチリです!
そしていわし、かつお、鮭などのお魚。
ピッタリ合い、気の異常反応をきれいに取るのものはひとつなんですが、瘀血の方はこれらのものを意識して食べることをおススメします。
次回は瘀血の漢方です!
瘀血(おけつ)は血の巡り障害とか、血の淀み、微小循環障害などと表現されています。
つまり血流が悪いこと。
ではなぜ血流が悪くなるか・・・。
冷えていると血流悪いですね。その場合は温めが有効
運動不足などあまり動かないと血流悪くなりますね。その場合は動かすことが重要。
でも一番原因として多いだろうと思われるのは、「食事」
何を食べているかが重要だと思います。
血の淀みの原因になるのは、お菓子、お肉
でもゼロにしなくていいのです。
食べ過ぎないというのが大切です!
あとは水分不足も血の淀みにつながります。
しっかり水分をとって、冷えに気をつけて、食事をバランスよく取る。
基本は一緒ですね!
次回は瘀血によい食材をご紹介します。