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気虚の漢方

気を補う漢方はいくつかあります。

わかりやすいように、六病位ー病の深さーで分けています。

結構有名なのは「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」

でもこれは実はある程度元気な人しか飲めません。

本当にエネルギーがなくなっている人には強すぎるのです。

段階としては上から2番目。つまりやや元気なんだけど無理しすぎて体が疲れている時には有効です。私も時々お世話になります。

 

でも本当にエネルギー不足の時は、「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」や「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)」が合います。

これは上から四番目。

精神的に疲れてエネルギー不足の時は、「加味帰脾湯(かみきひとう)」が合うことが多いです。

消化器系が疲れて元気がない時は「四君子湯(しくんしとう)」

これは本当に弱っているなあと思う方です。

もちろん気診で決めていきます。

 

気虚にもいろいろあるのです!

 

 

気虚の養生法

エネルギー不足の養生の基本は「呼吸」と「食事」

ゆっくり深く呼吸すること。

そして消化のよい温かいものを食べること。

でもそれより前に大事なことはよく休むこと。

自分の持っているエネルギーより多く使いすぎれば当然気は不足します。

また元気であっても、無理を続ければエネルギー不足になります。

 

おススメは湯たんぽ抱っこして寝ること。

身体が冷えているとよく眠れません。

温まると副交感神経が優位になり、すーっと眠れます。

足が冷えている時など、寝つきが悪くなる経験おありだと思います。

身体を心地よい程度に温めて休むこと。

まずはそこからおススメします!

気虚になると

気(エネルギー)が足りないと当然元気がない。

元気がないと、動くのも億劫で、やる気も出ない。

身体が重くて、いつも寝てばかりいる。

うつむき加減で声も小さい。

身体が冷える。

考える気力もない。思考回路も回らない。

胃腸の調子も悪くなる。

動悸やめまいが起こることも。

そして寝汗。汗腺を閉じる力がない。

病気を治す力も減る

つまり免疫力が低下する。

 

“気”はとても大切な人間が生きるために必要な根本のエネルギーなのです!

気が足りない

今、気は存在しないと思っている方はどのくらいの割合でしょうか?

私が気診を学び始めた20年前はまだまだ怪しいと思われていました。

気診の創始者、小田一先生が気診を考案開発された40年以上前はほぼ相手にされていなかったそうです。話によれば頭がおかしいと思われたと聞きました。

今回、気診検証の第一弾として主に気診の学校の皆様に、体験談をお願いしました。

1か月少しで59名の方々が体験談を書いて下さいました。

ご自身の症状が改善した方、ご家族が改善した方、またご自身の体験談・・・。

 

気=生命エネルギーと考えています。

その気が減ってしまったこと、それが「気虚(ききょ)」です!

西洋医学では検査ができない生命エネルギーの低下。

気が足りないことで調子が悪い方が、気診で元気になられます。

気を医療に入れたい!!

その一念で“気診”を続けてきました。

 

 

血虚の食材

今日、東京タワーがオレンジ色になります。

『STOP児童虐待!』

児童虐待ダイヤル189番にちなんで、18時9分にライトアップされます。

子供たちに明るい未来がありますように。

 

さて血虚の食材。

オススメはしじみ。

しじみがまた出てきましたね。

あとは緑の濃いお野菜。

ほうれん草、小松菜、春菊など

ごまや黒豆、黒砂糖もよいですよ。

ぴったりのものは気診で選んでみてくださいね!

血虚の漢方②

血虚の漢方、最近よく使うのが「芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)」

会社が違って中味も若干違う「芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」もあります。

血も補い、元気もつけて瘀血も取ってと様々に効果がありますが、胃に触るので少量にしています。またピッタリ合わないと、愁訴は取れないです。

あまり私は使いませんが、四物湯(しもつとう)や芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)もあります。

最近思うに、血が足りないと単に貧血症状だけでなく、冷えや痛みや皮膚の異常など諸々に影響しているようです。

血液検査で貧血じゃなくても、血虚を頭に入れておくといいですね。

血虚の漢方①

私の貧血が改善したなと思われた漢方は「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」でした。

身体がとても温まり、お花のような香りがして当時とても飲むのが楽しかったことを覚えています。

胃に触らないかどうか、美味しいかどうか、そのあたりも判断の基準になります。

そしてある日、朝身体が熱くて目覚めるようになりました。

漢方が変わったのです。

漢方に変化があると心地よくなくなります。

ひとつの指標にされるとよいと思われます!

血虚の養生法

二十数年前になるでしょうか。

私はずっと貧血でした。

血色素量(Hb)は10を切ることもあり、いつもL判定でした。

気診に出会って、自然療法を知りました。

身体を緩めること、呼吸法、そして身体を温めることの大切さを知ったのです。

もちろん一気に変わることはありません。

そのことはクライアントさんにもお伝えします!

魔法じゃないんだから1回では変わりません。

 

でも日々の積み重ねは徐々に変化をもたらします。

夏の冷房にも冬の寒さにも強くなりました。

風邪を引かなくなりました。

疲れにくくなりました。

そして気づいたら、血色素量は13を超えて正常値になっていました。

漢方を飲んだのもよかったと思います!